関西人の「失敗を恐れない力」

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関西人の「失敗を恐れない力」

雑談

2018/05/11 関西人の「失敗を恐れない力」

丁度1年前のフェイスブックへの下記の投稿から発想を得て書きます。

 

https://www.facebook.com/rindows.jp/posts/1574138255962157

 

この投稿でいつも思い出す早稲田大学の恩師の言葉「今、早稲田に欲しいのは、関西人、九州人、そして田舎者。建築学科に限ってはそれに加えて女だ。都心の受験巧者は要らない。」という言葉に触れました。私が学生時代のことだからもう30年も前のことです。

 

その潮流は拡大して、今、いよいよ入試の観点が変わってくると書きました。

 

しかし、一昨日、強かったはずの関西人の個性が失われつつあるという話をききました。 さんまが司会の「ホンマでっか!?TV」で【日本から消えゆくものランキング】というのをやっていました。どれも驚きだったのですが、一番驚いたのが「関西からコテコテの関西弁が消えつつある」ということです。

 

東京に出てきて、大抵の地方人は方言を恥ずかしがり修正するが、関西人だけは堂々と方言を通すと思っていたからです。(と言いつつ私は、関東弁でしゃべっているのですが。父が関東の人間で、私自身が両方しゃべれたため、相手に引っ張られてしまうのです。)

 

特に女の子たちは、「○○しちゃった」と普通いに言うそうです。ここは関西弁なら「○○してしもた」というべきところです。

 

子ども時代、ふざけて関東弁を真似するときに「ちゃって」と語尾の「さぁ」を多用したものですが、関西で普通にそれが使われているとびっくり。

 

ただ私が心配なのは、言葉が外形的に変わることではなく、それで関西メンタリティをもが変わってしまうことです。

 

私がいたころの関西では、ごく日常的にどぎつい言葉で相手を(今の言葉で言う)ディスるのが子どもでも普通でした。

 

東京で「何やってんだよぉ」で終わるところ、関西では「何やっとんねん。アホちゃうけ!?」とつっこまれるのが普通。それに対して「ほっとけボケ!」と返して収まる。

 

もし友達と歩いていて自分がすっころんで。「おい、大丈夫か?」なんてまじめに言われるとバツが悪くて恥ずかしくなりますが、関西ではちゃんと「何やっとんねん、このどアホ!」つっこんでくれるから、「うるさいわ、ほっとけボケ!」と言い返すことで「大したことない」と思えるわけで。

 

そういうわけで関西人は、ディスられることになれているはず。

 

もうひとつの強みは、失敗を恐れないこと。私も結構そうでしたが、相手を笑わせることの価値意識が高い。なので、失敗したとき「よっしゃ、ネタ1個増えた!」とほくそ笑むところがありました。友達に「こないだめっちゃエライ失敗してん!」としゃべれるから。

 

お笑い見てても、関東はビートたけしにしても綾小路キミマロにしても、先日問題になったとんねるずのホモ田ホモ夫にしても、他者をバカにして笑いを取るけれど、関西は、自分のバカさ加減を笑ってもらうパターンが多いと思います。

 

そんなわけで、関西気質って「人に喜んでもらうこと」を重視し、自分をさらけ出して「失敗を恐れず」かつ「ディスられても対してダメージを受けない。」こういうメンタリティって、挑戦者、リスクテイカーを生む土壌だと思います。これが関西弁ごとなくなるのは、かなり日本の損失だと思いました。

 

事実、これまで関西発のアイディア商品や商売って飛びぬけて多いんですよね。ただ商売っ気が高いからだけではないでしょう。

 

 

凛童舎代表 吉岡

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