建築家養成塾 アーキキッズ
043-274-9776
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建築家養成塾 アーキキッズ
開講準備中・・
アーキキッズは建築家の発想力を身につける講座です。
今の子どもたちは、「答えはすでにあって、自分たちはそれを知らないだけ」という世界観の中に押し込められている状況です。それを、「答えは自分で作るものなのだ」という世界観に連れ戻すための講座です。
これまで世界の中で日本は、商品開発力で生きてきました。他国がまねできない高い技術、他国がまねできない品質、他国がまねできない安さ。これらを実現できたのはすべて、部品レベルから製品レベルまで、あるいは製造方法に至るまで、他国が思いつかない「アイディア」があったからです。
そして、高度成長期までの日本は、このアイディアの周辺に必然的に生まれる「作業」を皆で分け合ってこなすことで皆が豊かになりました。その時代までは「言われたことをしっかりこなす」人材が一定数必要でした。
しかし、今は、そういう「作業」は海外に流出し始めました。新興国がより安くやってしまうのです。
日本に残るのは、新商品開発、新サービスの企画。だから、その力がある者だけが求められ、生き残ります。自分で考え、生み出せる力が求められるのです。
そういう人材は、すでにある答え「正解」を見つけ出すのを最上に据える現状の教育では育ちません。これからは、今までにない答え「アイディア」を“生み出せるか”が問われるのです。
これからの日本社会で必要とされる能力を一言でいうとすれば、それは「”自ら”道を切り拓く」能力です。
たとえば、新商品開発、新サービス企画は以下の3つの過程を経て行われます。
1.課題を見つける
2.何が可能かを考え、案にまとめる
3.その中から最善の案を選択する
このうち、1は、ロジカルシンキングの訓練をすればできるし、3は選択眼(良いものを見分ける目)であり、その世界に長く居れば自然と身に付くものです。ですが2は誰にでもできるというものではありません。
音楽が『売れる課程を例にすれば
1は、「東日本を応援する歌を作ればいいんじゃないか」と思いつく(企画)
2は、ふさわしい歌詞と曲を作る(制作)
3は、いい曲だと思う(購買)
1は容易、3は誰でもできる。が2は常人にはできないということがお分かり頂けるでしょう。 才能が必要です。
ただし、誤解しないでいただきたいのは、才能は「選ばれし者」だけが持っているものではないということです。
人は皆、必ず、何かしらの才能をもって生まれています。
問題は、それを開花させられるかです。
その「開花」の道が、子どものころからの「答えを生み出す」経験の反復です。
アーキキッズでは、自分のため、たとえば、名誉欲、栄達心、金銭欲、自己顕示欲などによって、「もの・こと」と生み出す人材の育成は目指しません。
アーキキッズでは、あくまで、”人のために”「もの・こと」を生み出せる人材の育成に特化します。そういった人材が日本にあふれてこそ、幸福度の高い社会が出来上がると思うからです。
これは、凛童舎を立ち上げた動機に沿ったものでもあります。
あるとき、TVで、カンボジアに日本企業の支援で小学校が建ち、学校に通えるようになった子どもたちが口々に夢を語るシーンを見ました。
どの子も「警察官になってみんなを守るんだ!」とか「看護婦さんになって病気の人を支えたい」など、皆、「人のために〇〇したい」という夢を語っていました。
かつての日本の子どもたちもそうだったのにと思いました。なのに、今の日本の多くの子どもたちは、「自分」にフォーカスした夢しか語りません。あるいは、「いい会社に入って生活に困らない収入がある」など夢ともいえない「夢」しか。
これは、日本の子どもの「育ち方」が悪いのではと思いました。そこで、日本の子育ち環境を変えようと思い立ち「凛童舎」立ち上げたのです。
大学時代の創作課題などを子ども向けにアレンジ。
九州大学 産学連携センター
デザイン総合部門 教授 湯本長伯氏
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